イスラエルが開発した世界最大の軍用無人機「エイタン」に萌える
イスラエルが世界最大の軍用無人機の開発を進め、数日中に初飛行を実施することが8日分かった。発射された弾道ミサイルの迎撃も想定しているという。
(写真は、既に実用段階にあるイスラエル空軍の無人機)
イスラエル当局者はAFP通信に対し、「エイタン」と名づけられた無人機は、イスラエルの防衛企業IAI社が開発したもので、ボーイング737型旅客機に匹敵する翼長35メートルの大型機であることを明らかにした。
イスラエル紙イディオト・アハロノトによると、無人機は長距離・高高度飛行を想定して設計されており、多数の最新型カメラやミサイルを装備、地上から発射された長距離弾道ミサイルを識別して撃墜する能力を保有しているという。
イスラエルはここ数年、宿敵イランがイスラエルにも到達可能な長距離弾道ミサイルを獲得したのを受け、ミサイル迎撃に関する軍事技術開発を強化している。イランのアハマディネジャド大統領のイスラエル破壊を呼び掛ける発言や核兵器開発疑惑などにより、イランはイスラエルの最大の脅威となっている。
イランは昨年、2000キロ前後の標的を破壊できる弾道ミサイル、シャハブ3の発射実験を行っている。
【時事通信社:2007年01月09日08時12分】
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